解体工事

アスベスト除去

アスベスト工事の前にもお客様への説明会や工事のご案内を行っており、会場を準備して、近隣周辺のお客様へ工事の内容、流れ、安全性等のご説明を行います。また空気中に舞うアスベストの粉塵を調査したり、安全面に対してできる限りのケアを意識しております。

アスベスト工事の流れ

  • 流れ1
    足場・セキュリティルーム組立

    足場・セキュリティルーム組立

  • 流れ2
    室内養生

    室内養生

  • 流れ3
    仮囲い組立

    仮囲い組立

  • 流れ4
    排気ダクト取付

    排気ダクト取付

  • 流れ5
    表示看板設置

    表示看板設置

  • 流れ6
    湿潤剤散布

    湿潤剤散布

  • 流れ7
    石綿除去

    石綿除去

  • 流れ8
    除去後仕上げケレン

    除去後仕上げケレン

  • 流れ9
    固化剤散布

    固化剤散布

  • 流れ10
    石綿袋詰め

    石綿袋詰め

  • 流れ11
    養生撤去・足場撤去・全面清掃

    養生撤去・足場撤去・全面清掃

  • 流れ12
    廃石綿積込

    廃石綿積込

  • 流れ13
    ダンプシート掛け

    ダンプシート掛け

  • 流れ14
    積込完了、最終処分地へ

    積込完了、最終処分地へ

アスベストとは?

「アスベスト」は、天然に産する蛇紋岩系および角せん石系の繊維状鉱物のことで、「石綿(せきめん、いしわた)」とも呼ばれています。
種類としては蛇紋岩系のクリソタイル(温石綿または白石綿)、角せん石系のクロシドライト(青石綿)、アモサイト(茶石綿)などが使用されてきました。
アスベストは、耐熱性、耐磨耗性、耐腐食性などに優れるため、建材を中心に巾広く使用されてきましたが、平成7年4月にクロシドライトとアモサイトの使用が禁止され、平成16年10月よりクリソタイル含有石綿製品10品目の製造が禁止されました。

アスベストがもたらす

健康への影響

「アスベスト」は、天然に産する蛇紋岩系および角せん石系の繊維状鉱物のことで、「石綿(せきめん、いしわた)」とも呼ばれています。
種類としては蛇紋岩系のクリソタイル(温石綿または白石綿)、角せん石系のクロシドライト(青石綿)、アモサイト(茶石綿)などが使用されてきました。
アスベストは、耐熱性、耐磨耗性、耐腐食性などに優れるため、建材を中心に巾広く使用されてきましたが、平成7年4月にクロシドライトとアモサイトの使用が禁止され、平成16年10月よりクリソタイル含有石綿製品10品目の製造が禁止されました。

  • 管理濃度五マイクロメートル以上の繊維として0.15毎立方センリメートル粉じんの吸入は五~百ミクロンの無色針状の長い石綿粉じんとして吸入される。
  • これに伴って気管支や肺胞の壁が増殖し、肺の下部に閉塞性細気管支炎が起こり、気管支拡張、肺気腫、無気肺などに進行する。石綿粉じんが肺内でたん白質と結びついて黄褐色の連珠状の石綿小体を作るからこれがたんの中に見つかれば石綿粉じんを吸入した証拠になる。せき、たん、呼吸困難、食欲不振などが起きる。
  • 肺がんが合併するといわれる。最近、胸膜の肥厚した所に中皮腫(がんの一種)が多発することが注目されるようになった。

アスベスト取り扱い上の注意事項

  1. 取り扱いによって発じんする場所では可能な限り装置を設ける。
  2. 建築物の解体等工事において、石綿含有建材を取り扱う作業では、適正な防じんマスクの使用により石綿粉じんの吸入をさけること。
  • 保護服

    保護服

    防じんマスク(使い捨てマスクを除く)、保護めがね、保護衣(作業のレベルにより作業衣)、シューズカバー、手ぶくろ。

  • 応急措置

    応急措置

    皮ふについた場合、石綿の繊維の刺激で皮ふがかゆくなり、皮ふ炎を起こすことがあるが、そのような場合は医師の処置を受ける。
    目に入った場合、流水で15分間以上洗い、眼科医の処置を受ける。

アスベストの知識

吹付けアスベストとは

「吹付けアスベスト」は、アスベストにセメント等の結合材と水を加え混合し、吹付け機を用いて吹付けたもので、1962年(昭和37年)頃~1975年(昭和50年)に、壁・天井・梁・柱などに防火・耐火・吸音・断熱の目的で使用されました。
また、同様の用途で使用している「吹付けロックウール」にも、1980年(昭和55年)まではアスベストを5%以下混合した場合がありました。
吹付けアスベストを使用した建物は、建築後30年程度経過しており、建て替え時期を迎えつつあります。環境省の調査では、2020年頃にそのピークを迎えると予測しています。これらを背景として、建て替えに伴う建物解体時のアスベスト飛散を防止する目的で、大気汚染防止法が改正され、さらに石綿障害予防規則が施行されました。

ロックウールとアスベストの違い

ロックウールは日本名で岩綿と書くことがあるため、ときおりロックウールとアスベストが同一のものではないかとの誤解を生じることがありますが、以下のように全く別のものです。ロックウールは人造の繊維であるのに対し、アスベストは天然の繊維です。
また、ロックウールは非結晶質であるのに対し、アスベストは結晶質です。
ロックウールの単線維の平均径(通常3~5μ)は、アスベストの単線維に比べて数十~数百倍太くなっています。

ノザワコーベックスの組成

ノザワコーベックスは、吹付け系耐火被覆材の総称で、その成分は吹付け石綿~石綿含有吹付けロックウール~吹付けロックウールと変遷しています。
吹付け石綿及び石綿含有吹付けロックウールの製造期間は以下の通りです。
吹付け石綿の製造

  • 1962年~1975年石綿含有吹付けロックウールの製造
  • 1970年~1980年(1981年以降は石綿を含んだ吹付けは行われていません。)

※石綿含有吹付けロックウールには、石綿が5%以下混入していました。

吹付け石綿などに関する法令

「飛散性石綿含有製品」に関しては、以下の関係法令があります。

  1. 石綿含有率が5%を超える吹付け石綿の禁止〔昭和50年9月施行 特定化学物質等障害予防規則 第38条7〕
  2. 石綿含有吹付けロックウールの自主中止〔昭和55年9月施行 旧建設省の指導に基づく業界の自主規制〕
  3. 石綿含有率が1%を超える石綿含有吹付けロックウールの禁止〔平成7年4月施行 特定化学物質等障害予防規則 第38条7〕
  4. 建築物の所有者・管理者への石綿含有製品の把握義務〔平成17年7月施行 石綿障害予防規則 第8条〕
  5. 建築物の所有者・管理者への吹付け石綿管理・除去措置〔平成17年7月施行 石綿障害予防規則 第10条〕

吹付け石綿等が使用されていた場合の管理

建築物の所有者・管理者は、建築物に吹付けられた石綿が損傷、劣化等によりその粉じんを発散させ、労働者がその粉塵にばく露する恐れがあるときは、吹付け石綿の除去、封じ込め、囲い込み等の措置を講じなければなりません。

吹付けアスベストとは

建物所有者・管理者は、建物への石綿含有製品の使用状況を把握し、その結果を記録する必要があります。また、建物を解体する場合には、解体工事請負人に対し使用状況を通知するよう努めなければなりません。建築物の解体工事等の注文者は、作業を請け負った事業者が、契約条件等により石綿による健康障害防止のため必要な措置を講ずることができなくなることのないよう、解体方法・費用等について、労働安全衛生法およびこれに基づく命令の遵守を妨げないよう配慮しなければなりません。

これらの処理をする場合には、下記の法令などが適用されます。

  • 大気汚染防止法(環境省)の特定粉じん排出作業
  • 特定化学物質等障害予防規則(厚生労働省)の石綿に関わる処置等
  • 石綿障害予防規則(厚生労働省)
  • 廃棄物の処理及び清掃に関する法律(環境省)の”特別管理産業廃棄物”

また、以下の有資格者及び労働者全員への特別教育が必要です。

  • 特定化学物質等作業主任者(作業主任者)
  • 特別管理産業廃棄物管理責任者(作業主任者)
  • 石綿障害予防規則に基づく特別教育(全員)

尚、関連法令を遵守し、資格および特別教育が終了していれば、処理業者の資格は特に必要ありませんが、適切な処理工事を行うためには、「(財)日本建築センター」で認定している「吹付けアスベスト粉じん飛散防止処理技術」を取得している業者(弊社は取得済み)が望ましいといえます。

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